building

building

2013年8月8日木曜日

代金納付手続とは

不動産競売におてい期間入札で落札したり、特別売却の買受けの申出を行った後、売却許可決定の確定が行われると、裁判所から代金納付手続の案内が送られてきます。特別送達郵便なので、受領するまで何度も配達されてきます。

代金納付手続の封筒
代金納付手続の案内が裁判所から特別送達で届く

封筒の中には代金納付手続の案内、代金納付期限通知書、振込依頼書、登録免許税計算書、保管金提出書の各書類が入っています。画像は千葉地方裁判所の書類です。



代金納付期限通知書
代金納付期限通知書。期限を過ぎると権利も保証金も失ってしまうので必ず期限内に手続は済ませる。

代金納付期限通知書に書かれている期限内に代金を納付しないと、せっかくの売却許可決定で得た物件買い受けの権利を失い、さらに買受申出の際に提出した保証金は没収され、以後の不動産競売への参加権利までも失ってしまいます。

現金購入の場合は特に問題はないと思いますが、銀行やノンバンクから融資を受けて買受を行う場合は時間がかかるので注意が必要です。民事執行法82条2項の申出も行わないといけません。

登録免許税計算書
登録免許税計算書。一般市場の不動産売買と違い、競売は自分で手続きを行わなければいけないことが多い。

競売では単に代金を納付するだけではなく、登録免許税の計算や所有権移転登記の手続きも行わなければなりません。競売サポートの業者に代行してもらえる場合は楽ですが、自分で行う場合は少し面倒な手続きが続きます。

保管金提出書
保管金提出書を提出して受領証書を受け取れば、その時点から所有権移転の効力が発生する。

代金納付を行い保管金提出書を提出すると、いよいよ代金納付手続も大詰めです。保管金受領証書を受け取った時点で法律上の所有権移転の効力が発生するので、ようやく競売物件の所有者になることができます。

この後は鍵の受け取りや動産放棄書のやり取りを前所有者と行わなければならないので、まだまだ物件を活用するところまではいきませんが、競売という一連の流れ自体は代金納付手続が終われば完了します。